看護師が失業保険を貰うまでの流れをご存知ですか?
そーいえば知らんかも!
割と転職先には困らない看護師ですから、今まで失業保険を貰ったことがないという方も多いかもしれませんね。
どこも人手不足の問題は深刻ですから。
ただ、知っていて損のない情報であることは確かです。
いざ自分が受給するという状況になったとき、アタフタなんてことにならないよう失業保険を貰う流れについて確認していきましょう!
看護師に失業保険の知識は不要?もちろん人ごとではない!
看護師が失業保険を貰うということは、完全に無職になるということです。
「私、仕事辞めるつもりないから関係ないわ~。」
手に職を持っている看護師にとって、無職になるというのはピンとこない出来事かもしれませんね。
でもあなたの人生イレギュラーなことが起きないと言い切れますか?
子供ができたらどうします?
育児休暇取る!
じゃあ育児休暇の期限を過ぎても保育所が見つからなかったら?
退職せざるを得ない状況にならないとは限らないんです。
だからこそ、失業保険は大切!
無職になれば、無収入。
退職金や貯金を切り崩したって、永遠には続きません。
失業保険を貰えれば、当面の生活費の足しにすることができるわけです。
その間に…
ゆっくり転職先を探すも良し!
プライベートを充実させてリフレッシュするも良し!
何にせよ、先立つものがなければ始まらな~い。
いざという時のために、失業保険についての知識を深めておきましょう!
看護師が失業保険を貰う条件・必要書類・流れとは?
看護師が失業保険を貰うためにはどうした良いのでしょうか?
失業保険を貰う条件
「失業保険って、誰でも貰えるんじゃないわけ?」
そうなんですよ。
失業保険を貰うには、ある一定の条件があるんです…。
- 今後就職する意志がある
- 退職した職場に1年以上勤めている&雇用保険に1年以上加入している
- 求職活動を1ヶ月のうち2回以上行っている
退職理由が病気や進学だと、すぐに就職する意志があるとはみなされませんから、失業保険は貰えないということになります。
また、公務員は雇用保険の対象外ですから貰えません。
これらの条件を満たして初めて、失業保険を貰う資格が与えられる!ということですね。
失業保険に必要な書類
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 本人確認書類
- 個人番号確認書類
- 写真
- 印鑑
- 普通預金通帳
失業保険を貰う流れ
①退職後10日以内に職場から離職票と雇用保険被保険者証が届く
②できるだけ早めにハローワークへGO!失業保険の申請を済ませる
③1週間後の雇用保険説明会に参加する
④指定された失業認定日にハローワークで申告を済ませる
⑤4~7日後、通帳に失業保険が振込まれる
⑥次の振込は4週間後(この間に2回以上の求職活動をする)
ただここでもルールがあるんですね~。
転居や家族の介護などやむを得ない退職理由でない限り、自己都合の場合は、1回目の失業認定日に申請してもすぐに失業保険が貰えるわけではありません。
立ちはだかるのは、『3ヶ月の給付制限』という壁!
受給できるのは1回目の失業認定日から3ヶ月後になりますから、退職してからと考えると約4ヶ月までは無収入。
退職金や貯金は、計画的に使う必要がありそうですね!
看護師が失業保険受給中に働きたくなった場合、どうしたイイの?
看護師が失業保険を貰い始めると、ある時期からウズウズ…。
これは私も経験がありますが、なぜか働きたくなっちゃう。
なんだかんだ言っても、魅力的な仕事ですからね~。
ここで疑問が生まれるわけです。
「失業保険を貰ってる間は、ずっと働けないの?」
もちろんそんなことはありません。
本来は再就職の意志がある人に支給されるものですから。
就職先が見つかると、当然失業保険の受給はストップしますが、その代わりに、再就職手当というものが支給されるんです。
ただし条件あり!
- 基本手当の支給残日数が、所定給付日数の1/3以上あること
- 過去3年間で再就職手当を貰っていないこと
- 1年以上の確実な雇用が予想される職業につくこと
- 就職先で雇用保険に加入すること
- 退職前の雇用主に再度雇われていないこと
それにしても…
ルール多すぎ!
確かにややこしい。
でもハローワークに行けば、わかるまで丁寧に教えてくれますから大丈夫です。
再就職が早ければ、それだけ給付率も高くなりますし、ウズウズが止まらなくてストレスを感じるくらいなら、早めに再就職というのもアリ!
看護師は、割と転職先には困りませんからね~。
その際は、看護師転職サイトやコンサルタントを利用するのがオススメです。
実は、3ヶ月の給付制限がある場合、最初の1ヶ月はハローワーク又は許可・届け出のある職業紹介事業者の紹介で就職しなくてはなりません。
これも、再就職手当を貰うための条件の1つなんです。
この職業紹介事業者には、看護師転職サイトも含まれるため、そういう意味でもコンサルタントはオススメ!
転職のプロに任せれば、面倒な就職活動もスムーズに進みますよ!