看護師で更年期の症状を抱えながら働いている人は多いですよね。
若い世代の看護師には、なかなか理解されず、しかも日々体調不良で苦しい…。
更年期の症状と上手く付き合いながら働くためにはどうしたら良いのでしょうか?
ご紹介します!
更年期の看護師はやっぱり辞めるしかないの?
看護師でも更年期の症状に苦しんでいる人は多いですよね。
更年期の症状は、40代後半から50代後半にかけて現れます。
あなたの同僚にも、この年代の看護師はたくさんいるのではないでしょうか。
この年代といえば、責任ある仕事を任され、ある程度なんでもできるベテランさん。
自分の看護に自信があり、ハツラツとしているキラキラした存在。
学生や新人、若い世代の憧れの看護師像にもなりやすい年代ですよね!
その一方で、中には更年期の症状に苦しみ、体調不良で働きにくさを感じている人がいます…。
更年期の主な症状を、ザッとご紹介しましょう。
- 頭痛
- めまい
- 肩こり
- 不眠
- イライラ
- 肌荒れ
- ほてり
などなど、数えればキリがないほどの症状があります。
しかも個人差が大きい!
実は私の母も、この更年期の症状に苦しんだ一人です。
更年期の症状が出始めたのは40代後半。
看護師として、夜勤もしながらバリバリ働いていましたが、血圧が上がり毎日体調不良。
結局夜勤を辞めることに。
本人としては、まだまだ働けるのに~と思っていたようですけどね。
不幸中の幸いですが、母はそこまで精神面に与えるような症状はありませんでした。
でも中には、心を病んで、日常生活に支障をきたすような重篤な症状を抱えている人もいます。
いわゆる、更年期障害にまで発展してしまった人ですね。
ただ、なってみなくちゃわからない!わけで、若い世代の看護師には、なかなか理解の得られない状態かもしれません。
人間は、どうしても悪い面が印象深く残ってしまうもの。
「○○さん、また休んでる~。体調悪いなら辞めればいいのに!」
なんて心無い声で傷ついている人もいるでしょう。
心の中では…
更年期の症状が出ている時は体調が悪いとしても、看護師としてのスキルが落ちているわけではない!
だから、ちゃんと働ける時もあるのに…。
こんなふうに思っているかもしれません。
それでも現実は、更年期の症状に苦しむ日々が続いたり、しかも年齢的に老眼や体力の低下がプラスされて、なかなか思ったようにいかないという状況。
やっぱ辞めるしかないのかな…と弱気になってしまうお気持ちもわかります。
これは、かなりのストレス。
ただこの症状は、1日や2日で終わるものではありません。
数年単位で考える必要があります。
だから、上手く付き合っていくしかないんです。
もちろん看護師を辞める必要があるわけではありませんよ!
- 更年期の症状との付き合い方
- 更年期でも働きやすい職場
次項では、この2点についてご紹介します!
看護師が更年期症状と上手く付き合いながら働く方法とは?
看護師で更年期の症状に苦しむ人は、かなりのストレスを抱えているでしょう。
上手く付き合っていくためにはどうしたら良いのでしょうか?
ご紹介しましょう!
更年期の症状との付き合い方
一番大切なことは、『我慢しすぎない・頑張りすぎない』ということです。
日常生活で、我慢しすぎたり、頑張りすぎたりしている場面は沢山あるはず。
それを一つ放り投げてみてください。
「茶碗洗い…後でいいや~。」
「ご飯作るのメンドイ…出前取ろ~。」
ストレスが一つ減るだけで、心も体も休まる時間を作ることができます。
それから、生活の基本を見直すことも大切。
十分な睡眠はとっていますか?
バランスの良い食事はとっていますか?
規則正しい生活を心がけることで、更年期の症状とも上手く付き合いやすくなりますよ!
更年期でも働きやすい職場
- 夜勤なし
- 残業なし
- 土日休み
- 休みが取りやすい
- 忙しくない
- 慢性期
- 人間関係良好
これは、最高の条件。
ただ、なかなか見つけるのが難しい条件でもあります。
看護師は、シフト制で働く以上、どうしても生活リズムが崩れてしまいますよね。
オススメは、夜勤がなく固定休の職場。
- 外来
- クリニック
- 治験コーディネーター
- 健診センター
- デイサービス
生活リズムが整いやすい職場を選ぶことで、更年期の症状とも上手く付き合いやすくなりますよ!
看護師で更年期の症状に苦しんでいる人は、一度力を抜いてみて!?
看護師が更年期でも働きやすい職場をご紹介しましたが、中には…
「更年期のせいで、何かを諦めるなんて嫌!」
こんなふうに、ギリギリの状態で踏ん張ってしまう人もいるかもしれませんね。
でも、大切なのは『あなた自身の心と体』。
更年期の症状でギリギリの状態が何年も続ければ、あなたの心と体は今よりもっとボロボロになってしまうでしょう。
だからこそ、一度力を抜いて欲しいんです…。
看護師を辞めるということではありません。
ただ、今のあなたを大切にできる職場を選ぶということです。
看護師転職コンサルタントを活用すれば、更年期の症状を抱えながらも働きやすい職場を紹介してくれますから、オススメですよ!