看護師を怒鳴る師長っていますよね。
それでもトップ。
打つ手がないような気がしてしまうかもしれません。
でも、対抗手段はあります。
怒鳴る師長にお灸をすえる方法をご紹介しましょう!
看護師を怒鳴る師長ってどんな性格なの?
看護師を怒鳴る師長っていますよね。
別に怒鳴らなくても伝えられるようなことを、声を荒げて表現する。
今まさに怒鳴っている相手に対抗するには、自分も声を荒げて感情をぶつけるしかありません。
でも、仮にも師長は、上司。
そんな選択をする人はいないでしょう。
「じゃあ、怒鳴られ続けなきゃなんないの?」
これは辛い。
どこか師長に対する苦手意識ができ、また怒鳴られるんじゃないかと萎縮する。
これでは、自分の意見もまともに主張できないでしょう。
患者様のための看護も、師長の顔色を伺いながらしなくてはならない…こんなの明らかに間違ってる!
さすがに師長と言えども、お灸をすえる必要があります。
ただ、相手のことを知らなければ、打ちのめすことはできません。
まずは怒鳴る師長が、どんな性格なのか?について分析してみましょう。
怒鳴る師長が今の地位についたとき、少なくとも師長とは何ぞや?ということを考えた時期があったはずです。
理想の師長像を思い描いたでしょう。
部下である看護師に寄り添える師長。
だから一人一人の意見を尊重して…
でも現実的に、白か黒か決めなくてはならないこともある。
どっちにもイイ顔ができない状況に葛藤する。
辿り着いた答えが、今の怒鳴るスタイル。
トップとして、自分を強くみせたい!
もちろん性格的なものもあるでしょうが、月日をかけて、いつしか怒鳴ることが当たり前のようになってしまった…。
もしかすると、どこか弱く脆いところがあるのかもしれませんね。
去勢を張っているぶん、心を許せる相手がおらず孤独。
看護師を怒鳴ってしまったことを反省している瞬間があっても、それを周りに見せられない…。
上に相談しようにも、看護部長は自分を師長に任命した人ですから、自分の弱さや悪いところは見せにくい。
怒鳴る師長でも、看護部長の前では大人しいという人は多いです。
「だとしても、全然可哀想だと思えない!自業自得じゃん!」
そうです。
同情する必要はありません。
間違ってるのは確か!
じゃあ、どうやってお灸をすえるのか?
鍵になるのは、『主任と患者様』です。
我慢し続ける日に終止符を打ちましょう!
看護師を怒鳴る師長にお灸をすえるには、主任と患者様が鍵!
看護師を怒鳴る師長にお灸をすえるには、主任と患者様が鍵になります。
どういうことなのかご説明しましょう!
唯一頼らざるを得ない存在が主任!
怒鳴る師長に…
「怒鳴られるのが嫌なんでやめてもらってイイですか?」
なんて直接アプローチする勇気のある人は少ないでしょう。
いや、ほぼいない。
一見看護部長から伝えてもらったほうが良さそうですが、これは逆効果。
任命した看護部長の体裁もあるので、師長の座から引きずり下ろすのは難しいです。
注意くらいで終わるでしょう。
しかも、気を遣っている看護部長に注意されたとなれば、怒りMAX&心はズタボロ!
そんな師長とその後も一緒に働かなくてはなりません。
また、今まで強い自分を見せてきた師長が、いきなり態度を変える可能性は低いです。
だから、主任が鍵になります。
どこか孤独で弱い部分がある怒鳴る師長が、唯一職場で頼らざるを得ない存在が主任です。
部下である看護師と自分を繋いでくれる、一番身近な存在ですから。
主任からの意見にソッポを向いてしまえば、怒鳴る師長は、本当に自分が孤独に陥ってしまうことを知っています。
だから、ちょっとだけ耳を貸すわけですね。
決して大ごとにはせず、こっそり耳打ち程度に伝えてもらうことがポイント!
皆の前で祭り上げられてしまえば、怒鳴る師長もまた去勢を張らざるを得なくなってしまいますから。
ただ、一人の意見では、主任も師長に進言しにくいはず。
個人を特定されて、また師長に怒鳴られるだけですから、多数の意見として伝えてもらいましょう。
看護部長を動かすのは患者様の声!
怒鳴る師長というのは、非常に目立つ!
患者様がそれを見たらどう思うでしょうか?
以前働いていた病棟で、怒鳴る看護師がいました。
怒鳴る対象は同僚でしたが、その様子に患者様から「非常に不愉快だ!」と苦情が入ったんです…。
しかも病院に直接。
これは一大事!と動き出したのが、看護部長です。
病院の体裁がありますからね~。
看護部長を動かすには、患者様の声ということです。
患者様から苦情が入った時、まず報告するのは主任です。
師長に直接報告すると、立場を守るため、看護部長に伝える前に揉み消してしまう場合がありますから。
主任から病棟の問題として看護部長に進言してもらいましょう。
看護師を怒鳴る師長に耐えられないなら転職!
看護師を怒鳴る師長にお灸をすえるにしても、ある程度時間がかかることは覚悟しなくてはなりません。
「そんなに待てない!もう耐えられない!」
だとしたら、転職。
これが一番早い!
そもそも感情任せに怒鳴る師長の方が珍しいです。
ある程度、良識があるからこそトップに選ばれるんですから。
転職を検討しているなら、看護師転職コンサルタントを活用するとイイですよ!
あなたの悩みを考慮して、転職先を紹介してくれるでしょう。